Paris Marryで二次会のドレスを借りなかった話
変なタイトルですね(笑)
結婚式の二次会で着るドレスをどうするか考えていた時のお話。この記事は新郎の目線から見た内容となっています。
二次会のドレスを決めていなかった
結婚式は難波のアンファンスさんで決まりました。そこから二次会もする事になり会場を探しムーランさんに決まりました。そこで二次会のドレス、タキシードはどうするかの問題なりました。
結婚式のドレス、タキシードはアンファンスさんが提携しているドレスショップ「ルーブル・ブライダルサロン」に決まっていました。式で着たドレスを二次会でも借りて着る事も出来ましたがレンタル代の費用として8万円がかかるとの事。
すでに結婚式のドレスが30万円を超えており、そこからまた二次会の貸し出しになると8万円は金銭面的にキツイのが正直な話でした。
一方、二次会会場のムーランさんでも提携しているドレスショップがあり、そこなら安くて6万円代でドレスが借りれると言われたので一度どんなドレスがあるか見学しに行きました。
ちなみに新婦は白色のドレスが希望でした。
二次会の料理代はゲストの会費から出そうと考えていました。
1人5,400円のコースプランから景品代とドレス代の経費を入れてゲストは男女ともに1人8,000円に設定。
ゲスト人数が60人×8,000円=480,000円
料理代を引くと156,000円予算が出ます。そこから景品に8万円を引くと残り76,000円
そこから二次会の幹事をしてくれる人の金額と雑費を引くとドレスに使える費用は60,000円になります。単純に計算してもこの時点でルーブルのドレスを借りると2万円赤字になります。
お金に余裕があるなら即決でルーブルのドレスに決まっていた(新婦は気にっていた)がお金のことを考えると贅沢は言ってられず、とりあえずParis Marryに見学に行き気に入ったドレスがあるかだけ確認しに行きました。
Paris Marry
大阪市中央区南船場4丁目11-26セピア心斎橋ビル5F
心斎橋の一風堂ラーメンの道を西にまっすぐ進むとビルがあります。近くにセンバキッチンがあります
ビルの5階
部屋一室のスペースに店員が2人。入った時点でルーブルより劣っている雰囲気を感じたのが正直な感想。Paris Marryもウェディングドレスと二次会ドレスのレンタルを行っています。
椅子に座り早速、アンケートを書かされます。その後、担当のスタッフがアンケート内容に目を通しどんなドレスが良いか希望を聞き出してくれます。新婦が着たいドレスは白色のヒラヒラしたタイプが希望みたいです。
料金はプランごとで分かれてり
50,000円プラン
70,000円プラン
100,000円プラン
120,000円プラン
150,000円プラン
5つのプランで分かれています。もちろんドレスとタキシードがセット込みの料金。
自分たちは金銭面に余裕がなかったので即決で5万円プランを選びました。ドレスとタキシード以外にもネックレス&イヤリング、サスペンダー・チーフ・ネクタイが付いています。
最初にプランを伝えてそこから、プラン内のドレスを選んでいきました。一番安いプランだから大したドレスはないのかなと思いきや男性目線から見ても普通に可愛いくて豪華なドレスがたくさんありました。結婚式のドレス選びもかなりシビアに選んだ新婦でも結構気に入った感じのドレスがあったみたいです。
新婦は4着ほど試着している間に自分もタキシードを着用。僕は何でも良かったので、式とは違う色のタキシードを選択。式では黒目のシルバーだったので、白のタキシードにしました。
新婦の方もドレスが決まったようなので、自然な流れで見積もりに入っていきます。
5万円で収まるならここに決めようかと新婦と話し合っている間に、見積書が完成
一つ一つ書かれた金額には目もくれず一番下にある合計金額に一直線(笑)
合計金額 76,000円
ん!???
あれ、高くね?5万円プランはどこに?
スタッフの方が順を追って説明にしてくれました。
まず、ドレスには着付け代が発生。あとは自然な流れで追加されていたティアラ、グローブ、靴などが金額にプラスされていました。新郎のタキシードには靴がセットではなく別途5,000円が発生していました。靴は持参でも良いですよとか言われたけど、白の革靴なんて普通の人は持っていませんよ…(苦笑)
あとはドレスやタキシードに傷、汚れなどがついた時のための保険など。万が一の事を考えたらこれは入りざるをえないですよね。確か3,000円ほどだったと思います。
合計金額を見た時点で新婦は困惑
5万円はないにしろ、6万円ぐらいになるかなと予想したいだけにビックリでしょう。これならちょっと無理してでもルーブルさんの8万円レンタルにした方がいいのでは…
式までもう1週間を切っていたので、この日にどっちの店にするか決めなくてはいけなかったので新婦は凄く悩んでいました。僕からしたらどっちでも良かったんですけどね。
新婦が一度、ルーブルさんに電話したいと言い席を経ちました。どうやら、ルーブルさんが提示している8万円からさらにドレスの保険やオプションが追加されていかないかの電話だったみたいです。
ちょっと店員さんと仲良くなる
外に出て電話しに行った新婦。1人残された自分はスタッフ2人と新婦の帰りを待つことに。契約する手前でシビアが感じだったので会話もなくとても気まずい空気になっていました。
これは何か会話した方がいいかな?と思った時に1人のスタッフが話しかけてきてくれました
「新婚旅行の予定はあるんですか?」
ありきたりな質問だが、静かで張り詰めた空気が一気に払拭されました。
「行く場所は決めてるけど日にちが決まってないんですよ〜」
「え〜?どちらに行かれるんですか?」
おそらくベテランと思われるスタッフの軽快な質問攻撃にただひたすら答えるだけの僕でしたが、次第に空気が良くなり3人のトークも弾みました。話しは恋愛になり、最高で何年付き合っているか、スタッフの恋人事情など完全にガールズトークみたいな感じで和気藹々とお喋りになりこの短時間で一気に打ち解けるようになりました。話しは終わらずヒートアップしていった頃に新婦が帰ってきました。
帰ってきた瞬間に新婦は
「ごめんなさい。やっぱりこちらでドレス借りるのはやめておきます」
僕もスタッフも一瞬ポカーンとした顔に
3人の間で何か小さな絆が生まれたのに一瞬にして砕け散りました。スタッフ2人もここで契約を決めるだろうと思っていたのか若干の動揺を隠せずにいました。スタッフの人と仲良く喋っていた僕は凄く気まずい感じなってしまいました。
そのまま足早に帰る二人。もちろん、悪気があるわけでもないし一生懸命考えた末に決断したんです。スタッフの人は凄く良い人達で、最初こそちょっと驚いた顔になっていたがその後は「一生に一度ですし、後悔したらいけませんからね。」と言い、自分たちが乗るエレベーターの前までしっかり見送ってくれました。
せっかく色々してくれたのに申し訳ない。
新婦には言っていませんが、3人で少し会話が弾んだだけにあの終わり方はちょっぴり切なかったです。
とまぁ、そんな事もありまして
結局、二次会のドレスは結婚式で着たルーブルさんのドレスをレンタルで着ていきました。
しかし、どうしてウェディングドレスってこんなに高いんですかね。男性陣からするとこんなドレス1着に何十万もかける気がしれません。一生に一度の結婚式だからこそこの値段も成立してしまうんでしょうね。
今回はParis Marryさんで決めることはなかったですが
スタッフさんの対応も良く、ドレスもそれなりに良い物が揃っていたので悪くなかったです。たまたま予算的に合わなかったのでウェディングドレスを安く抑えたいって人は検討してみるのも良いかなと思いました。